2020年11月東京研修会

 1日目:11月7日(土)

 1日目は高等科・研究科の日です。

 会場に入るとさっそくアルコールジェルがお出迎えしてくれました。


本日も新型コロナウイルス対策として、

・会場の常時喚起

・マスクの着用

・受付時に体温と体調の確認

・こまめな手指の消毒やうがい

などを徹底しながら実地しました。


 TST講和は長岡先生です。

 末期ガンの余命宣告後から、しんそうを受け始めた患者のお話でした。

 受け始めたら、以前より活発になり、食事も変わっていったとのことでした。


 このお話を聞いて、林会長の著書「ゆがみを治す本―感動の治療体験レポート」のP11の患者を思い出しました。

※一部抜粋「自分の体は原爆のせいでやられてしまって、もう治らないと、30年もの間思い込んでいたのですが、丁寧にゆがみを治していくと、見違えるほど元気になったのです。」


 しんそうは直接、ガンや原爆の影響を消す療方ではありません。

 しかし、歪みが原因の症状も大きな病気や怪我をすると、ついその影響だと思ってしまいます。

 思い込み。諦め。そうさせないために、しんそう士は何をするべきなのかを考える機会となりました。


 今月1日目の技は臀部にかける技です。

 しんそうの技には「これで体が整うの!?」と驚く技がいくつもあります。

 今月1日目の技もその一つで、動きが少なく、正直なところ地味な技です。

 しかし、力加減や間など、見てもわからない要素が重要なとても難しく大切な技でした。



2日目:11月8日(日)

 2日目は基礎科・高等科・研究科の日です。

 2日目も新型コロナウイルス対策を徹底した中で実施しました。


 症例発表は長岡先生です。

 6回ほどの施術で腰痛などの症状が出なくなったが、今回は腰痛と肩こりが出て、3か月ぶりに来院した患者です。

 少し期間が空いてしまいましたが、比較的整いやすかったとのことです。


 過去にしんそうで体を整えた人は、多少の期間が空いても整いやすい。

 しっかり整うまで続ければ、過去の施術は無駄にならないということがわかる症例でした。


 解剖学は梅原先生で、今月2日目の技に関係している広背筋についてでした。

 今月2日目の技は上肢にかける技です。

 しんそうの技はどれもそうですが、今月2日目の技も見ているとふわっと簡単そうですが、実際にやろうとすると難しい技でした。

 肩関節は可動域が広いので、上肢の技はやろうとすると難しい技が特に多いです。

 それでも、みんな熱心に何度も練習を重ねていきました。


次回の研修会は

12月12日(土)、13日(日)です。

会場は 綿商会館です。

http://www.mensyou.co.jp/map.htm


しんそうに興味をもった方は、しんそう療方公式HPもご覧ください。

http://shinso-center.jp/